当科の特色
【リハビリテーション科 基本理念】
1.患者さん中心の医療を実践し、安全を確保し、他の職種と協力し治療および訓練に最善を尽くす。
2.地域医療および地域リハビリテーションを推進するため、関連病院・施設、また保健・福祉領域との連携を積極的に推し進める。
3.知識および治療・訓練技術の向上を目指すとともに、後輩の指導、学校教育における臨床実習等の教育活動、他部門に対する啓蒙活動に積極的に参画する。
【リハビリテーション科 基本方針】
急性期におけるリハビリテーションの役割を果たす。
到達目標を設定し、
1)早期訓練
2)早期離床
3)早期退院
を通じ自宅復帰および社会復帰を支援する。
【リハビリテーション科の特色】
<チーム医療>
病棟でのADL訓練やカンファレンス、回診を実施し、医師や看護師、メディカルソーシャルワーカーなど他部門との情報交換を行い、患者さんにとって最良のリハビリが実施できるよう心がけています。
<地域連携>
長期に継続してリハビリが必要な場合は、当院の『地域包括ケア病棟』や『地域連携パス』を用いて、関連施設である上飯田リハビリテーション病院を中心とした転院先の病院との連携をおこなっています。
<勤務内容・休みについて>
・365日体制(祝・日出勤あり 理学療法士3名、作業療法士2名が出勤)
・法人内でのローテーションシステム採用(急性期、回復期、透析クリニック、訪問リハビリ)
・大学院進学者(2021年度):博士課程修了者2名
・男性育児休業取得人数(2021年度):4名(平均取得日数 35.25日)
【施設概要】
<リハビリ施設基準>
脳血管疾患I、運動器疾患I、呼吸器疾患I、がんリハビリテーション、理学療法室(300.059平方メートル)、作業療法室(104.253平方メートル)、言語療法室(18.042平方メートル)
医療機器 リハビリ関連機器
◆デジタル超音波診断装置 EUB-8500
侵襲することなく、骨や筋肉・靭帯の状態を確認することができます。
◆体成分分析装置 InBody
侵襲を加えずに、体を構成する体水分・タンパク質(筋肉等)・ミネラル(骨)・体脂肪を定量的に分析します。
◆低周波 Auto Tens PRO
痛みや疲れ、麻痺など症状に合わせて治療することが可能です。
◆エルゴメーター、トレッドミル
歩行や自転車のペダル踏みなどの運動を用いて、筋力や体力の向上などが図れます。
体重中心位置や移動をモニター上で確認することができます。
バランス練習などに用いています。
【臨床実習受け入れ校】
・理学療法科
名古屋大学(臨床・評価・地域)、名古屋医健スポーツ専門学校(総合)、中部大学(総合)、常葉大学(総合)、日本福祉大学(総合・地域)、名古屋学院大学(評価)、名古屋葵大学(評価)、豊橋創造大学(評価・検査)、星城大学(総合)、名古屋平成医療看護専門学校(総合)
・作業療法科
名古屋大学(臨床・評価・見学)、日本福祉大学(総合・評価・見学)、中部大学(臨床・評価・見学)、信州大学(臨床)、愛知医療短期大学(臨床・評価・見学)、名古屋葵大学(臨床)
・言語療法科
日本聴能言語福祉学院(臨床・評価・見学)
上飯田リハビリテーションセミナーを開催しています。
セミナー情報は、上飯田リハビリテーション病院のホームページにて紹介しています。